大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

第36回SSP展開催迫る

日本自然科学写真協会SSP)主催・環境省後援「第36SSP展」が今月15日より、赤坂の富士フィルムフォトサロンにて開催される。


SSP展案内状

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テーマは「自然を楽しむ科学の眼」で、さまざまな分野のネイチャーフォトや顕微鏡写真など会員の作品150点が展示される。今回からは動画作品部門を新設、11作品が選ばれているが、どのような見せ方をするのか楽しみだ。







高精細印刷による図録

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SSP」は、創立当初の名称「自然科学写真協会」(SOCIETY OF SCIENTIFIC PHOTOGRAPHY)の略。'98年に現在の「日本自然科学写真協会」に代わっても慣れ親しんできたSSPはそのまま使われている。写真展に合わせて作品集(図録)も制作されていて、会場で販売される予定。










今回の出品作。図録より

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ぼくは'96年に入会し、今回まで連続で出展している。この会は「自然科学写真」が分野なので、単なる海の生物の写真ではなく、生態をわかりやすく撮った作品を出すように心掛けている。今回はクロハコフグの求愛の写真を出した。







過去の4作品

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過去の出品作も生態写真で、コブシメの交接(奄美)、仔魚をくわえたバンガイカーディナルフィッシュ(バリ)、ミステリーサークル(奄美)、ギンガメアジの婚姻色(コモド)など。

東京展は521日で終了し、その後大阪、京都、富山、新潟、岡山、島根、岐阜、広島、宮崎などで巡回展が行われる。