ユビエダハマサンゴとハナゴイ
ホソエダアナサンゴモドキとキンギョハナダイ
サンゴ礁を形成する主なサンゴはミドリイシ科、ハマサンゴ科、ハナヤサイサンゴ科、サザナミサンゴ科、キクメイシ科など。礁を造るので「造礁サンゴ」といわれている。この中でオニヒトデが大好きなのがミドリイシ科だ。ハマサンゴ科とここにはないアナサンゴモドキ科(分類的にはヒドロ虫類でサンゴではない)は食べない。
ひっくり返っても横に生長するテーブル状サンゴ
台風などの自然現象で破壊された場合は、再生が速い。これはテーブル状サンゴ(ハナバチミドリイシ)が台風で根元(右の丸い部分)からひっくり返った後、太陽光を求めて水平に生長している様子。栄養分を根っこから吸収する樹木と異なるため、このような状態でも再生する。
穏やかな海域はテーブル状サンゴの背も高い
サンゴは海の環境によって形状が異なる。穏やかな場所では波浪の影響が少ないため、サンゴは高く伸びる。
波の影響が強いところは背が低いサンゴばかり
反対に波当たりが強い場所ではサンゴは平たくなり、枝状のものは見られない。この場所は座間味島の北側のポイントで、冬は激しい波が当たるのでこのようになっている。
ということで、サンゴの形でどのような海なのか予想できる。