奄美南部で代表的なポイントは「嘉鉄(かてつ)」。広い砂地に根が点在するという環境。明るいうえに根にはたくさんの魚が見られるので人気がある。最近では沖にミステリーサークルが見られるため、注目されている。
ハマクマノミの周りに小魚が

産卵準備をするセジロクマノミ

世話をするオス。白枠内はスマートになったメス

翌日行ってみると、案の定オレンジ色の卵が産み付けられていて、オスが世話していた。
クロリボンスズメダイ

今回この根にクロリボンスズメダイが5~6尾いた。1年前は1尾だけだったので、急激に増えたことになる。内湾にはたくさんいるので、稚魚が流れて来て居ついたのだろう。ちなみに本種は八重山には多いが、慶良間ではめったに見られない。