3月12日(日)午前7時45分からのNHK「さわやか自然百景」は、「神奈川 真鶴半島の海」。毎回見ているが、海は久々だった。まずウツボが出てきて、ソリハシコモンエビがクリーニング。なかなかマニアックなシーンといえる。
ウツボがクリーニングされるシーン
続いて出てきたのがコンゴウフグ。体色は黄色味が強かったので、幼魚か若魚だろう。真鶴では見たことがない。
コンゴウフグの若魚
ネコザメも出てきた。相模湾に比較的多いのだが、初島や大島など、やや沖合で見られる。したがって真鶴では珍しい。このあと巻貝を食べるシーンもあった。
真鶴では見た覚えがないネコザメ
シマウシノシタも現れた。これももっと南に生息する魚で、昔三宅島で見た覚えがある。環境が変わったということだろう。
温暖化の影響(?)シマウシノシタ
キアンコウも出てきた。ふだんは深いところにいるアンコウだが、冬になると繁殖のため浅いところに現れるので、さほど珍しいことではない。昔真鶴の水深15mくらいのところで撮影したことがある。今回の撮影は予想どおり「日本水中映像」だった。見つけた被写体がどう行動するかを見極める、観察眼はさすが鋭い。
ふだんは深場で暮らすキアンコウ