船旅を通して国際交流や平和活動を行っているNGOのピースボート(PB)。これまで10回くらいゲストとして乗船しているが、多くは南の海を航海するときで、期間は2~3週間がほとんど。その中で、98年のクルーズは最も思い出深い。確か船会社の事情でいろいろ変更になり、ぼくはシンガポールで合流し、インド、エジプト、スペインなど7か国に寄港して、イギリスで下船というコース。イギリスから全員飛行機で帰国という異例のクルーズだった。
インドのムンバイでは、観光バスで寺院を中心に見学した。別の寺院へ向かう通路では、雰囲気のある建物が多くあった。
味のある建物
ある寺院では、現地の方が熱心にお祈りしている姿があった。信仰の力に驚きながらレンズを向けたのだが、この直後に数名の日本人(たぶん乗船者)が、お祈りしている前を通り過ぎた。あまりにも無神経なので、恥ずかしくなった。
お祈りをする現地の方
若い女性が寺院に遊び(?)に来ていた。お祈りをしたかはわからないが…同じ寺院にイマドキの若者も来ている、という対比をしたくて撮らせてもらった。もちろん、写真撮っていい?と聞いて承諾を得ている。
寺院に来ていた現地の若者
現地ガイドは、あまり観光化されていない地域も連れて行ってくれた。祈祷所なのかカフェなのか住宅なのかわからないようなところもあった。
非日常な空間だった
煙を上げているところもあった。運勢を占う場所なのだろうか、それともお祈りをする場所なのだろうか、
妖しい雰囲気