大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

けんかとなかよし

詩人の谷川俊太郎さんとイラストレーターのNoritakeさんが手がけた絵本『へいわとせんそう』(ブロンズ新社)。先月だったか、テレビで紹介されたのを見て、感動した。シンプルなイラストと短いタイトルで平和と戦争を対比。誰にでもわかりやすく、しかも考えさせられるつくりになっていたからだ。

『へいわとせんそう』より

 

魚に置き換えてできないかと考えた。パクリといわれるかもしれないが…。魚が争うのは生きるためや生活のためで、そのうえ武器は使わないので「戦争」という言葉はふさわしくない。そこで「けんか」とし、対比も逆にして少しでもパクリ感をなくしてみた。

   けんかするホンソメワケベラ          なかよしのホンソメワケベラ

 

   けんかするケラマハナダイ           なかよしのケラマハナダイ

 

    けんかするダテハゼ              なかよしのダテハゼ

 

  けんかするオウゴンニジギンポ         なかよしのオウゴンニジギンポ

 

   けんかするシマキンチャクフグ        なかよしのシマキンチャクフグ                  

                       (はノコギリハギ。完璧な擬態)