7/30 Eテレ「地球ドラマチック」は、ガラパゴスが舞台。海洋学者一家がガラパゴスに滞在し、自然や生きものに接しながら保護の重要性を伝えるドキュメンタリー。最近深刻なのが海洋プラスチックで、有害物質を吸着する性質があるため、その調査チームに同行。プランクトン食のマンタのエサ場でサンプルを採集し、マイクロプラスチックの有無を調べるというもの。プランクトン食の魚が食卓に上ることも多いので、我々人間にとっても大問題で、対策を期待したい。
地球ドラマチックのマンタ
8/14 Eテレ「サイエンス ZERO」のテーマは海洋酸性化。通常の海水はアルカリ性でpH8.1。しかし人間の活動によって増え続ける二酸化炭素が海水に溶け込み、酸性側に傾いているという。最も影響受けるのが殻を持つ生きもので、殻が溶けて薄くなったり、穴が空いてしまうという。2005年アメリカ西海岸でカキの幼生が大量死。酸性化が原因だった。
アメリカの事例を危機に感じた各国は、ブルーカーボンで対策を取り始め、岡山ではアマモを増やす活動を。べトナムでは、大規模なマングローブの植林を行っている。
植物に吸収させるブルーカーボン
フィリピンのセブ島では、沖合に海藻を育てるシステムを作った。すばらしい発想だが、どの海域で実現できるわけではない。荒れないことが条件だ。こうした取り組みをしてもまだまだ二酸化炭素を減らすのはごくわずか。さらなる研究と、我々の生活を見直す必要があるのだろう。
セブ島の海藻生育システム
8/18 テレビ東京「有吉の世界同時中継」は、ミステリーがテーマ。この番組は知らなかったが、事前に担当者から「読売新聞記事を紹介したいので」と連絡があった。
2015年の新聞で、アマミホシゾラフグが世界の新種トップ10に選ばれたときの記事だ。このフグがミステリサークルを作るということで紹介された。
新聞記事とともに紹介(有吉の世界同時中継)より
8/18 NHK「ダーウィンが来た!」夏休みスペシャルは、新種発見がテーマ。というワケでアマミホシゾラフグが取り上げられたが、偶然にも同じ日にテレビ東京とNHKに出るとは思わなかった。
夏休みスペシャルに登場のアマミホシゾラフグ