大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

コロナ禍でのMDフェア 

新型コロナウィルスの影響で、多くのイベントが中止や延期を余儀なくされている。毎年4月第一週に開催されていた「マリンダイビングフェア」も二度の延期の末、ようやく開催された。

マリンダイビングフェアのポスター

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もちろん、入場に関しての感染予防対策は万全で、密にならないように入場者の事前登録を取り入れたり、入場の際の検温や消毒など徹底していた。

ソーシャルディスタンスを示す会場入口

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やはりコロナの影響は大で、ほとんどの現地ダイビングサービスは出展していなかった。そのため、展示会場はいつもの半分の1フロアーのみだった。海外のダイビングサービスも大部分は出展していないが、観光局が日本にあるところは出していた。

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見に行ったのは平日ということもあり、入場者は少ないうえ、知り合いのダイバーはほとんどいなかった。どうしても密になりやすい場所になるので、感染リスクを考えて避けたのだろう。

パプアニューギニアのブース

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地球の海フォトコンテストも縮小され、会場の壁に入賞作品が飾られていた。良いと思ったのはネイチャー・環境部門のグランプリに輝いた作品で、タイトルは「瞬撃、ストライプドマーリン」。大坪純さんがメキシコでカジキを撮ったもので、獲物に突っ込むカジキが興奮色の縞模様をくっきり出したすごい瞬間をとらえている。

地球の海フォトコンテストのグランプリ作品

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