大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

新型コロナウィルスと魚

新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。連日コロナ関連のニュースばかりで嫌になってしまう。はやり始めてから聞きなれない言葉がいっぱい報じられた。濃厚接触とかクラスター、ロックダウン、オーバーシュート、パンデミックなどなど。そこで今回はコロナ感染予防に関する用語と魚の画像で風刺(?)してみた。
まずは「濃厚接触」。一般には聞きなれない言葉だが、医療関係者は以前から使っていたらしい。
濃厚接触する、アカエソ(柏島

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感染拡大を防ぐために、いろいろな行事やスポーツなどが観客なしで行われている。大相撲も前代未聞の無観客で開催された。
無観客で行われたアマミホシゾラフグの産卵(奄美

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外出するとき、マスクをしていないと白い目で見られる。でも品切れで手に入らない。安部首相は全世帯に2枚のマスクを配布すると言っている。いわゆる「マベノマスク」で、批判の声もあがっている。
青いマスクをしたようなアデヤッコ。英名はブルーフェイスエンゼルフィッシュとかイエローマスクエンゼルフィッシュという。海外では口にするマスクは馴染みがないようで、顔に付ける水中メガネをマスクというみたいだ。

青いマスクをした(?)アデヤッコ(コモド)

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感染が広がった原因は。当初若い人にはかからないという報道があったからだと思う。実際には感染するけれども症状が出にくいため、本人は感染していないと思い、他の人と接してうつしてしまうようだ。東京都は3月下旬の週末前に、不要不急の外出は控えるように、と自粛要請した。
外出自粛するタテジマキンチャクダイ(コモド)

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さらに東京都は「密閉空間」「密集場所」「密接場面」のいわゆる「3密」の条件が重なる場では、感染拡大リスクが高まるとのことで、カラオケやバー、ナイトクラブなども控えるようといっている。とはいえ、強制力や罰則はないので、「緊急事態宣言」を発令するしか終息の道はないのではないだろうか。
「3密」に当てはまる洞窟内のクロオビマツカサ(奄美

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