大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

大型フグ それぞれの特徴

ダイビングでよく見られる大型のフグは、モヨウフグとケショウフグ。大きさは70~80cmにもなる。単独で行動し、海底で休んでいることもある。もう1種アラレフグも大型になるが、日本での生息数は少ない。それぞれ目の周囲の模様に特徴がある。
モヨウフグ奄美

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モヨウフグは浮遊していることもあるが、海底で休んでいることも多い。体色を暗色に
変えることもある。目の周りは黒い大きめの斑点。
モヨウフグ奄美

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ケショウフグもモヨウフグと同じような習性。目の周りは放射状の線で区別しやすい。

ケショウフグ(コモド)

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アラレフグ1994年に新種記載された。目の周りが同心円状の模様で、前2種との相違点。海底で休んでいるときは、体色が青黒くなることが多い。
アラレフグ(ラジャアンパット)

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