大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

日記

FU-KUパーティー第二弾

5月31日(金)、2回目のオープニングパーティーを開催した。平日にもかかわらず、たくさんの方に足を運んでいただいた。 店内の様子 コモド諸島ダイブクルーズのPRも兼ねて、展示作品の撮影エピソードを交えながらスライドショーも行った。 ウロコマツカサの…

韓国教育放送奄美ロケ(2)

今回の宿は韓国撮影チームと別々。当初はNHKのロケでよく使う「お宿 ねぷす」を予定していたのだが、予約が遅かったために1室しか取れず、韓国撮影チームは古仁屋のホテルになった。 奄美群島の黒糖焼酎 お楽しみは、恒例の黒糖焼酎飲み放題。約2時間で800円…

韓国教育放送奄美ロケ(1)

28日に奄美から帰ってきた。当初の予定より2日遅くなった。いろいろあって、現地では更新できなかったので、まとめてアップすることにする。 梅雨入りしたばかりの奄美に着いたのは5月16日午後。予報どおり小雨だった。 まさしく梅雨の奄美大島 羽田空港で合…

梅雨入りした奄美へ

きのう奄美地方が梅雨入りした。沖縄はまだで、奄美が先とは珍しいと思ったら、最近ではそうでもないらしい。この時季奄美で見られるのがアマミホシゾラぐがつくるミステリーサークルだ。 奄美南部の大島海峡(18年11月) 2011年にフグがつくっているのを発…

FU-KU写真展パーティー

現在、溝の口の「菜酒家 FU-KU」に於いて、写真展「コモド諸島 魅惑の魚たち」を開催している。そのオープニングパーティーが、5月11日(土)に行われた。 FU-KU店内の様子 オープニングパーティーは第1週の土曜日が決まりなのだが、今月は連休だったために…

8K番組を観る

連休明けにNHKへ行った。8K番組を観るためだ。昨年5月に奄美でロケした『奄美の海~奇跡のサンゴ礁~』が完成し、3月末に放送されたのだが、8Kでは観られないため、ディレクターが試写室を手配してくれた。 NHKの試写室。画面が大きい 入ってまず画面の大き…

意外に行動派・アカテンモチノウオ

ベラ科モチノウオ属のアカテンモチノウオは、伊豆半島以南の中・西部太平洋、インド洋に分布している。伊豆半島など本州で見られるのは幼魚と思われる。 アカテンモチノウオ(座間味) 全長40cmに達するが、通常見られるのは30cm前後。サンゴ礁域の転石帯に…

アカネハゼについて

ハゼ科クロイトハゼ属のアカネハゼは、沖縄・瀬底島とフィリピン・パラワン島から得られた標本を基に、1994年4月外国の学者によって新種記載された。しかし、この時点では標準和名はなかった。アカネハゼについては、同年9月に発行された『伊豆海洋公園通信…

平成元年を振り返る

平成も今日で終り。平成のスタートは1989年1月8日だった。30年前の1月はどんな撮影機材でどのような写真を撮っていたのか、自分でも気になったので調べてみた。 クラゲと使用カメラ ログブック(ダイビングの記録帳)を見ると、1月15日(日)西伊豆・大瀬崎…

ゴマモンガラの不思議な目

モンガラカワハギ科のゴマモンガラは、全長50cmにもなる大型種。主にサンゴ礁域に生息し、卵を守っているときは攻撃的になるので恐れられている。 白目をしたゴマモンガラ それはともかく、ゴマモンガラの写真を見ると目が白くなっていることが多い。白は不…

歌舞伎役者顔の魚

歌舞伎役者には「隈取り」という化粧法がある。役柄の性格や表情を強調するため、絵の具で顔を彩ること。 「怒り」を表す(?)シチセンベラ 魚にもそのような化粧法?をしたのでは、というものがかなりいるので集めてみた。 アオスジテンジクダイ 目から口に伸…

サンゴ VS イソギンチャク

海底に住む底生生物は、定着場所を巡って常に競争している。特に褐虫藻と共生しているサンゴやイソギンチャクは、太陽光が必要である。他の生物に光を遮られると、死を宣告されたも同然。 ミドリイシの仲間とセンジュイソギンチャク それを防ぐため、サンゴ…

「令和」最初の写真展

あと2週間で年号が改まる。狙ったわけではないのだが、令和元年5月1日より6月末の2ヶ月間写真展を開くことになった。 菜酒家FU-KU入口 会場は溝の口の「菜酒家FU-KU」で、沖縄料理の居酒屋さん。オーナーご夫妻がダイバーなので、店内にて水中写真展を行って…

海の中のピンク(魚編)

ピンク色をした魚もわりあい多い。ただ、成長の段階でピンクになる場合で、生涯を通してピンクというのはあまりいない。 ハナゴイはずっとこの色 まぁ「ピンク」をどうとるかで異なる。例えばマダイなどもピンクの範疇に入ると思うが、厳密にするとちょっと…

海の中のピンク(底生生物編)

海の中の生物の多くは色鮮やか。そのことを知ったのはかなり昔で、カラーフィルムが普及してきた60年代中ごろ。フラッシュ(今でいうストロボ)をたいて撮影してわかった。 淡いピンクが美しいウミトサカの仲間 極彩色の中にピンクがあるのに驚いた。ピンク…

8Kで取材した奄美の番組

昨年5月、8Kで奄美の海を取材した。放送予定は今年の夏だったのだが、先月末に担当ディレクターからメールが来て、急遽今夜初回の放送とのこと。どうやら8Kのソフトが足りないので、急いで編集したらしい。 8Kで取材した奄美の番組 ディレクターは、ぼくが8K…

MDフェアと水中映像祭

毎年4月の第一金、土、日は池袋サンシャインシティでマリンダイビングフェア(MDフェア)が開催される。今年も行われ、金曜日に行ってみた。 マリンダイビングフェア受付 こういう機会でなければお会いできない方もいるため、実にありがたいイベントだ。いろ…

桜めぐり

桜の見ごろを迎えている。今年は満開後に天気が荒れなかったうえ、気温が低かったこともあり、見ごろが長く続いている。 芝公園の桜(3月31日) とにかく日本人は桜が大好き。開花前からニュースで流れ、ソワソワし始める。数年前から花見の名所を巡るバスツ…

アケボノチョウについて

チョウチョウウオ科のアケボノチョウチョウウオは、千葉県以南の太平洋、インド洋、紅海に分布する。全長18cmに達するが、成魚が普通に見られるのはサンゴ礁域。 アケボノチョウチョウウオ(コモド) 単独ないしはペアでいるが、時には10尾前後のグループで…

一人歩きする写真

写真を出版社や広告代理店に貸す場合、どのような媒体に使用されるかが事前にわかる。ところが、知らないまま「一人歩き」しているものもある。ということで、今回は「一人歩き」する写真の話。 複写されたオジサンの写真 以前、無断で魚類図鑑からオジサン…

第23回 写真展「海で逢いたい」

桜の開花とともに毎年開催している写真展「海で逢いたい」が今日から始まった。それに先立ち、午前中に搬入・設営を有志で行った。 配置を決めているところ 10時に会場へ行ったらもう20名くらい来ていて、搬入を開始していた。プリントを行った「写真弘社」…

色彩変異が多いフグ

フグ科モヨウフグ属のコクテンフグは、全長約30cmになり、本州中部以南の西部太平洋、インド洋に分布する。 やや白っぽいタイプのコクテンフグ(奄美) 顔が犬に似ていて表情が可愛いこと、警戒心もあまりないことなどもあり、出会うと必ずレンズを向けるこ…

仮の名前で呼ばれてます

「カニハゼ」と呼ばれているハゼがいる。全長5~6cmで、内湾の砂地や転石帯に生息し、ペアでいることが多い。ハゼなので第1と第2背ビレがあり、体のわりには大きい。それぞれの背ビレに目玉模様があるのが特徴。 カニハゼと呼ばれるハゼ(コモド) 泳ぎ方は…

写真展「海で逢いたい」の準備着々

恒例の水中写真グループ展「海で逢いたい」神戸展が、今月14日から開催される。それに先立って準備を進めたが、最初は案内状の制作。11月までに出品された候補の中から選んだ。 神戸展向けの案内状 条件は文字を入れやすいこと、過去に選ばれていない人とい…

長高水族館部

10日の日本テレビ「所さんの目がテン」は、長高水族館部の特集だった。昭和61年に老朽化により閉館した愛媛県長浜町立長浜水族館。地元の人々に親しまれた水族館を復活させたのが長浜高校で、なんと水族館部をつくった。 「所さんの目がテン」HP 水族館部に…

タツウミヤッコについて

ヨウジウオ科ウミヤッコ属のタツウミヤッコは、全長約16cmで、伊豆半島、琉球列島以南の西部太平洋、紅海に分布している。 保護色をしたタツウミヤッコ(奄美) 新種記載は1915年と古い。日本では90年代初めごろに宮古島、伊豆海洋公園、座間味島などで発見…

地球ドラマチック

3月2日(土)19時よりNHKEテレで「地球ドラマチック」が放送された。「サンゴ礁の海 ラグーン」がタイトルで、サブタイトルが「~小さな魚マニーニの冒険~」。 エンドタイトル 舞台はポリネシアのタヒチで、シマハギを現地語でマニー二というらしい。シマハ…

CP+

2月28日から3月3日まで開催のCP+(シーピープラス)に行ってきた。会場はパシフィコ横浜。平日にもかかわらず、大勢の人が来ていた。 カメラと用品のカタログ この催しは、昔のカメラショーと写真用品展示会が一緒になったもの。さらにデジタル時代になった…

ヘコアユの居場所

ヘコアユ科のヘコアユは、相模湾以南の西部太平洋、インド洋に分布している。生息場所は内湾や内海で、枝状サンゴのそばに群れでいる。全長約15cmになる。 枝状サンゴにいることがと多い(座間味) 常に口を下にしているため、エサは底生生物かと思っていた…

撮りにくい魚・シマヤッコ

キンチャクダイ科のシマヤッコは全長約10cmで、八重山諸島以南の中西部太平洋に分布している。 シマヤッコ(ラジャアンパット) 生息場所はドロップオフの壁で、岩の隙間などに隠れていることが多い。警戒心がとて強く、撮影には苦労させられる魚だ。 逆さに…