大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨロイウオの真実!?

ヘコアユの近縁種にヨロイウオがいる。両種はよく似ているため区別がつきにくい。ヘコアユはサンゴ礁域の内湾に生息し、サンゴやガンガゼのそばに群れている。 ヘコアユ。トゲの曲がり方がそれぞれ違う ナイフのような体型で、いつも口を下にしている。真上…

写真展「海で逢いたいVol.20」開催中!

恒例となっている水中写真展「海で逢いたい」が大崎O美術館で開催されている。なんと今回で20回目を迎える。1年に1回なので20年ということになり、ちょうどフィルムからデジタルに変わった時代だ。 案内状 デジタルはたくさん撮れる、すぐに画像を確認できる…

またしてもフグの新種!

シッポウフグ属のアマミホシゾラフグが新種記載された('14年9月)のは記憶に新しい。ところが、つい最近モヨウフグ属の一種も新種記載された。 新種記載の論文 今回も論文を書かれたのは国立科学博物館の松浦啓一氏で、使用した標本は沖縄・瀬底島、鹿児島…

春よ来い!

桜の開花発表があった東京だが、寒の戻りでまた冷え込んでいる。本格的な春が待ち遠しい!と思って春らしい写真を探してみた。 太陽の光が緑を照らす伊豆の風景 海の中は季節感が乏しいので、選ぶのは難しい。緑鮮やかな海藻は春のイメージだが、実際に繁茂…

ペンタックスヒストリー

リコーイメージングのHPに「PENTAX HISTORY」が公開されている。初めて買った一眼レフがペンタックスなので、思い出がある。 HPの「PENTAX HISTORY」 現在ペンタックスはリコーイメージングと統合して伝統を継承している。20年前に新宿ペンタックスフォーラ…

オニヒトデの天敵

10日前は「サンゴの日」だった。それはともかく、サンゴの天敵はオニヒトデ。オニヒトデの大量発生でサンゴが食べられ、壊滅状態になったところは数多い。 オニヒトデを食べるホラガイ では、オニヒトデの天敵はいないのだろうか。ホラガイがそうだが、数が…

イギリスの水中写真コンテスト

ナショナルジオグラフィックのメールマガジンに、イギリスで行われた水中写真コンテストについての紹介があった。 「春の流氷」 主催はUPY(UnderwaterPhotographer of Year)ロンドンで、54か国から500人、計3500点の応募があり、その中から選ばれた受賞作品1…

工藤昌男さんを囲む会

3月4日ウィズ新宿に於いて「工藤昌男さんの『海からの発想人生』を語る会」が行われた。 発起人・大橋さんの挨拶 1930年生まれでダイビング界の大先輩でもある工藤さんが、昭和・平成をどう生き続けているかを知り、確かめる会にしたいと、大橋禄郎さんや山…